クリニック森の風　禁煙外来

禁煙外来のご案内

2008年6月より禁煙外来を開設致しました。

　下記の用件を満たせば健康保険を使って禁煙外来が受けられます。
ご希望の方は是非ご相談下さい。

■下記のニコチン依存症スクリーニングテスト（TDS）で「はい」が5つ以上
■1日の喫煙本数　×　喫煙年数が200以上
■直ちに禁煙をはじめたいと思っている
■禁煙治療を受けることに文書により同意している（事前に問診票にサインをして頂きます）

ニコチン依存症スクリーニングテスト（TDS）
問1	自分が吸うつもりよりも、ずっと多くのタバコを吸ってしまう事がありましたか？
問2	禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかった事がありましたか？
問3	禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなる事がありましたか？
問4	禁煙したり本数を減らした時に、次のどれかがありましたか？（イライラ・神経質・落ち着かない・集中しにくい・憂鬱・頭痛・眠気・胃のむかつき、脈が遅い・手のふるえ・食欲または体重増加）
問5	問４でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始める事がありましたか？
問6	重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸う事がありましたか？
問7	タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸う事がありましたか？
問8	タバコのために自分に精神問題が起きているとわかっていても、吸う事がありましたか？
問9	自分はタバコに依存していると感じる事がありましたか？
問10	タバコが吸えないような仕事や付き合いを避ける事がありましたか？

　約3ヶ月に渡り計5回の禁煙治療を行います。
当院では治療前にお体の状態を把握する為、初回診察時に下記の検査を行っております。
（採血・採尿・胸部X線・胸部CT・呼吸機能検査・心電図・脈波図）
初回診察から2週間後・4週間後・8週間後・12週間後に禁煙の実行継続のための治療を行います。

禁煙外来の主な治療内容
初回診察	診察・治療前の問診・条件の確認・検査等
2回目以降	①診察 ②呼気一酸化炭素濃度測定 ③禁煙実行、継続に向けてのアドバイス ④禁煙補助薬の処方

※禁煙のみを目的に治療を受けると仮定して計算しています。他の疾患の治療と併せて禁煙治療を受ける場合は初診料・再診料については重複して支払う必要はありません。

※禁煙補助薬は上記薬剤料のほか、調剤料が別に必要です。

※実際に支払う自己負担額は、受診日毎の合計額の端数を10円未満で四捨五入した額です。

　大きく分けて、ニコチンパッチ、バレニクリン、ニコチンガムの３剤が使えます。
これらの薬は禁煙後の離脱症状を抑え禁煙を助けてくれます。バレニクリンは喫煙による満足感も抑えてくれます。主に当院ではバレニクリンの処方を行っています。

禁煙補助薬の種類
ニコチンパッチ	健康保険が使えます。ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。毎日1枚を皮膚に貼り、離脱症状を抑えます。禁煙開始日から使用し、8週間の使用期間を目安に貼り薬のサイズを大きいものから小さいものに切り替え使用します。
バレニクリン	健康保険が使えます。ニコチンを含まない飲み薬です。禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制します。禁煙を開始する1週間前から飲み始め12週間服用します。
ニコチンガム	薬局薬店で購入できます。健康保険は使用できません。口の中の粘膜からニコチンを吸収させるガム製剤です。タバコを吸いたくなった時に1回1個をゆっくり間をおきながらかみ離脱症状を抑制します。禁煙開始日から使用し、12週間の使用期間を目安に使用個数を減らしていきます。

禁煙外来受付可能日時
【完全予約制】　毎週、火・水・木曜日の午後2：00～5：00 診察時に禁煙外来をご希望の旨をお申し出下さい。上記の時間に来院できない場合はご相談下さい。
所要時間（当日の診療状況により変更あり）
初回：約30分～60分 2回目以降：約20分～40分

禁煙外来のパンフレットはPDF形式でもご覧いただけます。

パンフレット
禁煙外来パンフレット（PDF形式:2694KB）　「禁煙外治療に健康保険が使えるって本当？」